コンベヤの点検2

前回、コンベヤの点検について書かせていただきましたが、引き続きコンベヤの点検その2となります。

前回ではベルトに関して記載をしていましたが、今回点検するのは装置側(コンベヤ)になります。

日常、当たり前のように動いてくれるコンベヤが突然止まってしまうと、一日の予定が全て飛んでしまう可能性があります。

タイミング悪く業者の予定も取れないとなると尚更です。

機械が突然止ってしまうという事もありますが、小さな異変に気付けるとリスクを減らしていく事も可能になってきます。

<見ていくポイント>

〇ローラー

回転不良、汚れの付着、異音

〇プーリ

異音、給脂不良、汚れの付着

〇モーター、チェーン、スプロケット

給脂不良、チェーンの伸びや摩耗

〇スクレーパー(クリーナー)

摩耗、破損、汚れの付着

上記の事が全てではありませんが、小さな気づきが大きなトラブルを回避できます。

定期的な点検が装置やベルトの寿命を延ばす事ができるのは間違いありません。

私共ベルト屋も交換時には極力汚れを落としてベルトの交換作業を行っております。

通常、ベルトの内側にあるプーリやローラーなどは見ようとしなくては確認する事ができないため、点検さえしていれば突発で交換が必要になる事はなかったなというお客様も中にはいらっしゃいます。

点検方法など気になる方は、機械メーカーやベルトメーカー、または出入りされている業者様にお問合せをしていただくと良いかもしれません。

お仕事に使われる道具の健康診断が、突然のトラブル回避に繋がります。